汗の黄ばみの落とし方で重曹を使う方法と落ちないときの方策

お気に入りのシャツ、
ちゃんと洗濯しているのに、

だんだん汗や皮脂で脇にシミができたり、
薄汚れてきたりします。

お気に入りだからこそ
出番が多くて

どうしても汚れてしまいますね。

これじゃぁとても残念…。

またきれいにして着たいですよね。

こちらでは、汗で黄ばんでしまった服を
重曹できれいにする方法と、

重曹では落ちないしつこい黄ばみ汚れの
落とし方をご紹介しますね。

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汗の黄ばみの落とし方で重曹の上手な利用法は?

シャツの脇などの黄ばみは、
汗に含まれるタンパク質や皮脂が

繊維の奥に染みこんでしまって
変色したものです。

夏は暑くて汗をたくさんかきますし、

冬場でも厚着していると
コートの中は汗をかいたりしませんか?

私は冬の満員電車でも
汗びっしょりになることもあります。

考えてみると、
汗って一年中かいてたりするんですね。

とくにシャツなど洋服の脇の部分は、
縫い目が重なっていたり、

体とピッタリ張り付く部分なので
濡れやすく、

普通に洗濯しているだけでは
落ちにくいので、

落ちきれなかった汚れが
積み重なって、

黄ばみや黒ずみになって
残ってしまうのです。

でもこれ、
重曹を上手に利用して

落とすことができるんです。

重曹は料理にも洗濯にも掃除にも使える
ナチュラルな万能選手。

我が家では、娘が生まれつき肌が弱く、
強い洗剤を使えないので、

できるだけナチュラルなものを
使うようにしていまして、

重曹は、お洗濯だけでなく
お料理に使ったり、
湯船に入れたり、掃除に使ったりと、
よく活躍してくれています。

口に入れても大丈夫だから、
環境にも優しい。

重曹のアルカリ性の性質を利用して
汚れを落とすので、

生地を傷めることもないし、

強い洗剤を使わなくても
十分効果があるんですよ♪

しかも重曹には消臭効果もあるので、
汗染みの気になる臭いも
消してくれるんです。

それでは、重曹でどのようにお洗濯するのか
説明していきますね。

 用意する物 

重曹

お酢(クエン酸水)

 洗濯の方法 

衣類の黄ばみの気になるところに、
重曹を水で溶いてペースト状にしたものを塗り、
なじませるようにして揉みこみます。

そこにクエン酸水をシュッシュッと吹きかけます。

アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸が化学反応を起こして、
シュワシュワと泡が出て、

その泡が黄ばみのもとになる
しつこい汚れを浮き上がらせてくれます。

15分くらいそのままにしたあと、
洗濯機で普通にお洗濯してください。

クエン酸水の作り方は、

水200ミリリットルにクエン酸小さじ1を
スプレーボトルに入れて混ぜればできあがりです。

これだけで、かなり黄ばみが取れます。

汗の黄ばみがどうしても落ちないときはどうする?

汚れが古いと
黄ばみがひどくて
重曹では落ちないときもあります。

そんなときは
酸素系漂白剤が有効。

黄ばみはしっかり落としたいけど、
色むらになっちゃったら困る。。

色物に漂白剤を使うのは
少し勇気がいりますね(^_^;)

でも酸素系漂白剤なら大丈夫です。

おすすめは、
液体ではなく粉末の酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウムが主成分のもの)

必ず40~50℃のお湯で溶かして使って下さい。

手を入れたときに、火傷はしないけど
かなり熱いと感じるくらいです。

酸素系漂白剤は、温度が重要。

冷水では効果が低く、熱すぎても早く効果がなくなります。

しみの部分に直接、純石けんと酸素系漂白剤をふりかけ、
粉がお湯で流れない程度に湿らせます。

スプーンなどで練るように、しみの部分に塗りこみます。


黄色いしみまであります(;゚ロ゚)


襟もとが皮脂汚れてたから漂白剤湿布

最低30分、できれば1時間程度つけておきます。

途中乾くようなら少しだけお湯を足して湿らすといいですよ。

ラップでパックしたり、
濡らしてチンしたタオルなどで覆うと冷めにくく、乾きにくいです。

つけ置きして、きれいになったら、
お湯ですすいでから洗濯機で普通に洗濯してください。

このやり方だとかなり高濃度なので、なかなか落ちないしみや
襟袖の黒ずみなども落ちて、きれいになります。

汚れの範囲が広ければ、洗面器や洗面台などにお湯をはって
酸素系漂白剤を入れて浸すといいですよ。

シミ抜きするにはお湯3リットルに対し
粉末大さじ2くらいが必要です。

濃度が濃いめなので、
手で直接さわるとピリピリすることがあります。

肌の弱い人は、ゴム手袋をするなど、
十分気をつけて下さいね。

こちらも、つけ置きしたあとはお湯ですすいでから
普通にお洗濯するだけです。


アフター:ワントーン白が明るくなって、小さなしみも消えています。

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汗でできる黄ばみの予防法は?

黄ばみや汗染みが落ちたら、
今度は汚れないように対策しましょう。

皮脂汚れの多い脇、襟、袖口などは、
洗濯機の洗濯だけでは十分に汚れが落とせず、

黄ばみ黒ずみになりやすいです。

それを普段から予防するには、重曹水やセスキ炭酸ソーダを
襟や袖、ワキなど皮脂・汗の多い部分にスプレーして、

少しおいてから洗濯機に入れると汚れ落ちが良くなります。

アルカリ性で汗や皮脂などの酸性汚れが分解されるためです。

重曹水は

お湯(40℃くらい)200㎖に
重曹 小さじ1/2をよく溶かして
スプレー容器に入れます。

セスキ炭酸ソーダの作り方は、

水500mlに
セスキ炭酸ソーダ小さじ1を
スプレー容器に入れてよく溶かすだけ。

手で固形の純石鹸を汗で汚れやすい場所にこすりつけて
もみ洗いしてから洗濯機に入れれば、手っ取り早いです。

そのときに、洗濯ブラシなどでシャカシャカと洗うのも簡単で効果的です。

まとめ

いかがでしたか?

強い塩素系漂白剤は、色物やエンソサラシNGのワイシャツなどには使えないので、

重曹や酸素系漂白剤など、アルカリ性の性質を利用する
この方法はとても便利です。

白いシャツは自然な白になりますし、
色柄物もすっきりきれいに戻りますよ♪

簡単ですので、ぜひお試し下さいね(*^。^*)

最後までお読み下さり、ありがとうございました!

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