夏休みの自由研究、今年はお子さんと
ヨーグルト作りをしてみませんか?
ヨーグルトは作り方も簡単、
1日で出来上がりますし、
出来上がったら、レポートにまとめるだけ!
夏休み終了3日前からでも間に合いますよ♪
では、さっそく準備にかかりましょう!
ヨーグルト作りに必要な道具と材料
1.材料 ヨーグルト500グラム分
*牛乳 500ミリリットルの紙パック1本
*プレーンヨーグルト 大さじ1杯
2.道具
*ふたつきのガラスびん(熱湯消毒しておくと安心です)
*スプーン(こちらも熱湯消毒しておきます)
*乳酸菌
今回、ヨーグルト作りに必要な乳酸菌は、
カスピ海ヨーグルト用のものを使います。
ヨーグルト売り場に「フジッコ」のものが売っています。
材料の中にばい菌が入ると、
ばい菌がたくさん育ってしまい、
実験は失敗してしまいます。
だから、手や道具は熱湯で消毒してくださいね。
洗ったあと、ふきんやペーパーで拭かないようにしてください。
びんの中に多少水気が残っていても、発酵に影響はありません。
ヨーグルト作りの簡単な作り方レシピ
さぁ、いよいよヨーグルト作りに取りかかりましょう。
1.仕込み
煮沸消毒して冷ましたびんの中に、
開けたばかりの新しい牛乳を入れ、
乳酸菌を加えます。
清潔なスプーンでよく混ぜて、
乳酸菌を溶かします。
2.発酵
①びんのふたを閉めて、部屋のすずしい場所に置いておきます。
乳酸菌は暑くてジメジメした場所がきらいです。
日陰の、風通しのいいところに置いてくださいね。
夏場は室内でも温度が高いので、ヨーグルトメーカーがなくても
十分発酵します。
②室温とふたを閉めた時間を記録しておきましょう。
③発酵の様子を観察します。
牛乳がだんだん固まってきます。
何時間くらいで発酵が始まるか、観察して
メモしておきましょう。
何時間かおきに写真を撮っておくと
あとでレポートにまとめるときに便利。
ポイント
だいたい5~6時間くらいすると、牛乳が固まり始めます。
室温によりますが、20℃くらいなら24時間程度
30℃くらいなら、12時間で完成します。
この時間にこだわらず、びんの中を観察して
牛乳のかたまり具合を見ながら調整して下さいね。
④ヨーグルトが完成したら、試食してみましょう。
味、におい、状態が、いつも食べているヨーグルトと違うときは
絶対に食べないでくださいね。
にがい、くさい、鼻にツンとくるにおいがする、
ねばねばする、色がついている(黄色や緑)などは、
失敗のサインです。
自由研究のまとめ方の例
ヨーグルト作りが成功したら、
いよいよそれをレポートにまとめますよ♪
作業の工程は、こまめに写真を撮ったり
気づいたことをメモしたりして
できるだけ詳しく記録しておきましょう。
まとめ方のポイントは5つ。
1.実験のタイトル
2.何故実験をしようと思ったか。
3.どんな実験をするか。
4.実験の様子、観察したこと
5.結果と感想
それぞれの項目をレポート用紙に書いたり、
図や写真を貼ったりして、
クリアファイルにまとめると便利です。
書き間違えたときも差替が簡単ですし、
あとから追加したい内容が出てきたときも、
簡単に入れ直すことができます。
ポイント
もしもヨーグルト作りが失敗してしまっても、
まだ捨てないで!
失敗したヨーグルトはどんな様子になったか
観察して、それをまとめてもいい経験になるでしょう。
そして、工程のどの部分がよくなかったか、
室温、びんやスプーンの消毒、発酵にかけた時間など。。
いろいろ考察してみましょう。
もう一度挑戦してみて、うまくできたら
失敗したときと何が違ったのか
考えて比べてみて、
それを表にまとめても
面白いレポートができますよ♪
まとめ
いかがでしたか?
腸活なんて言葉も出てきて、
乳酸菌の働きは注目度があがっています。
この機会に、ヨーグルトの乳酸菌パワーについて
お子さんといっしょに考えながら、
自由研究にまとめてみてはいかがでしょうか?
最後までお読み下さり、ありがとうございました!