自由研究は料理ならパン作りもあり?発酵のしくみと簡単な作り方

夏休みもだんだん残りが少なくなってきました。

自由研究はもう終わりましたか?

まだというあなた、

今年はキッチンでお料理して、
それを自由研究としてまとめてはいかが?

半日で作って半日でまとめれば、
簡単に終わりますよ♪

作り方でわからないことがあっても
お母さんに聞けますしね。

今日は、パン作りを自由研究にするためのポイントと
簡単な作り方をご紹介します♪

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自由研究のテーマを料理にするならパン作りでも大丈夫?

自由研究のテーマを料理にするなら、
パン作りはとても面白い題材です(*^。^*)

材料をそろえて、どうやって作るのかを調べて、
パンを焼き、その手順をまとめるだけでも、
家庭科の自由研究になりますよね。

パンはどうしてふくらむのかを調べて、
パン生地の配合や、室温などの環境を変え、
ふくらみ方を比べれば、理科の実験になりますよ。

どんなふうにまとめるにしても、
材料をそろえるところから、すべて記録しておきましょうね。

粉の種類や部屋の温度など、
パンのふくらみや味にどんな影響があるのか
気づいたことを全部メモしておきましょう。

自由研究でパンを作ろう!発酵のしくみって何?

パンは、「酵母菌(こうぼきん)」という
目に見えない小さな微生物がはたらいて
ふわふわにふくらむんです。

この酵母菌のはたらきを「発酵」と言います。

パンは、小麦粉、砂糖、塩、
イーストという酵母菌、水をまぜてよくこねて作ります。

よくこねると、小麦粉にふくまれる「グルテン」という成分が
編み目のように強く結びつきます。

酵母菌は、生地の中にふくまれる
糖分を食べて、どんどん増えていきます。

酵母菌が増えるときに、たくさんの炭酸ガスとアルコールを出します。

炭酸ガスとアルコールは、こねた生地の編み目に守られて
外には抜けられず、生地のなかで増え続けていくため、
パン生地はもとの2~3倍くらいにふくらむんです。

焼いたパンを切ると、断面に小さな穴がたくさん
開いていますね。

これは、酵母菌が出した炭酸ガスのあったところなんですよ。

一方、アルコールは、パンの焼けるときの
こうばしい いい香りのもとになっています♪

生地のグルテンのできぐあいと、
酵母の力が合わさって、
美味しいパンができるんです。

自然の力って、すごいなぁって思いませんか?(*^。^*)

パンの簡単な作り方

では、さっそくパンを作っていきましょう!

材料をこねたら、パンは酵母の力でどんどん膨らんで
止まってはくれません。

作業の様子は、写真に撮ったり、気づいたことをメモしたりして、
細かく記録しておきましょう。

酵母の力がしっかり働くように
道具類は清潔にしておいてくださいね。

今日使った材料は次のものです。

強力粉:パンを作る用の小麦粉

砂糖 :10グラム

塩  :4グラム

酵母(イースト):6グラム

酵母をとかす温水(35℃):20グラム

水  :170グラム

室温は25℃でした。

↑酵母菌は20グラムの温水に入れて
とかしておきます。

ボールに材料を全部入れて、ゴムべらなどで
よく混ぜます。

生地がまとまってきたら
台の上に出して、両手で10分間くらいよーくこねます。

はじめはべたべたして
生地が手にはりついてきますが、
だんだんとまとまってきますよ。

↑こね終わったところ。
生地の肌がつるんとしています。
乾燥しないように、ボールに戻してラップなどをかけて発酵させましょう。

↑室温25℃で、1時間くらい休ませると
このくらいぷくーっとふくらみました。

↑発酵ぐあいのテストをします。
粉を付けた指で、生地に穴をあけて。

穴がすぐにふさがってしまうときは、
発酵がまだ足りません。

指のあとがちゃんとついたら、発酵完了です。

↑強力粉をしいた台に生地を出して、


↑8等分(だいたいで大丈夫)します。
スケッパーというパン生地用の包丁が便利ですが、
普通の包丁でも、大丈夫!

↑生地を丸めて

↑オーブンシートを敷いた天板に
パン生地を並べます。

乾燥しないようにラップでカバーして、2度目の発酵。

↑30分ほど経つと、1.5倍くらいにふくらみます。発酵完了です♪

↑180℃に余熱したオーブンで
13~15分くらい焼きます。

焼き色を見ながら、
焦げそうなら、アルミホイルをかぶせると
焦げませんよ。

↑だんだんふくらんできました♪

↑さぁできあがり!

さて、読者の皆さんは
どんなパンが焼けましたか?

食べてみての感想は?

美味しかった

意外に甘かった(砂糖は少ししか入ってないのにね!)

意外に甘くなかった

粉の香りがよかった、

ふんわりと焼き上がった

焼き色がすごくついてしまった

焼き色があまりつかなかった

すっぱい香りがした

すっぱい味になった

しっとりしてた

パサパサして食べにくかった

すごく堅いパンになっちゃった。。。

など、全部に理由があります。

みんな酵母の力です。
面白いですね!(^.^)

まとめ

いかがでしたか?

今日はパンを作って、酵母の働きを確かめることができましたね。

パンの他にも酵母の働きを使った食品もたくさんあって、
それを調べても面白いですし、

酵母以外にも、食材をふくらませるものはないか
調べてみるのも、楽しいですよ。

今日のパン作りを自由研究としてまとめる方法もご紹介しますね!

自由研究の参考にしてくださいね♪

最後までお読み下さり、ありがとうございました!

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