初盆(新盆)て何をするの?準備はいつからで準備するものは?

初盆は、四十九日の後に初めてくるお盆のことです。
亡くなったあと初めてのお盆ではありません。

忌中(四十九日の法要の前)にその年のお盆が来るときは
初盆は翌年のお盆になります。

初盆は普通のお盆とどう違うのか
準備は?どんなふうに過ごすの?など
わからないことも多いですね。

こうした慣習のような行事は
住んでいる地域や菩提寺のやり方によっていろいろです。

今日は一般的な準備や過ごし方について
まとめました。

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初盆て何をするの?

故人の霊が初めて帰ってくる日なので、
故人の好きだった物をお供えして
普段のお盆より丁重に供養します。

地域によって新盆と書いてにいぼん、あらぼんということもあります。

具体的に何をするかは菩提寺や地域の集落によって
本当に様々です。

僧侶を招いて、近い親戚や仲の良かった方を呼び、
法要するのが一般的です。

法要のあと、来て下さった人たちと
会食することもあるようです。

ちなみに我が家(岡山県南部)では会食まではせず、
特に仲が良く、都合のつく親戚だけが法要に来て
法要のあともお茶とお茶菓子だけで、
思い出話などしてから帰って行くことが多いです。

初盆の準備はいつからすればいい?

初盆法要をする場合、
早めに菩提寺の僧侶に予約をしましょう。
4月くらいから受け付けてくれるところもあります。

我が家は、義母の四十九日の法要が4月の中旬にあったので
そのときに日程も含めて決めて予約しました

8/7から準備を始めるところもありますが、

我が家では8/11か12くらいに
お墓を綺麗に掃除して、お花をお供えします。
お花などはあまり早くそなえてしまうと、
暑いのですぐにダメになってしまいます。

忙しい時期に何度も行ったり来たりしなくて済むように
臨機応変に対応するのがいいですよ。

8/12までには盆棚(精霊棚)を用意して
初盆法要にそなえます。

法要が8/12よりも早くなる場合は、
その前に準備しておきましょう。

【我が家の場合】

帰省して準備する日に合わせて
僧侶にきていただき、
8/13の迎え火をする前でも
法要をしてもらいます。

3年前の義父のときもそうでしたし、
今年の義母の初盆もそうしてもらいます。

僧侶へのお布施は、お帰りになるときに渡します。

初盆で準備するものはなに?

8/12のうちに仏壇を清めて
盆棚(精霊棚)を用意します。

仏壇の前に机を置いて真菰(まこも)というゴザを敷いて
それを盆棚(精霊棚)とします。

盆棚には仏壇にあるものを移します。
新しく用意する必要はありません。

故人の位牌、ローソク立て、リン一式、香炉、花立て、
高杯(果物、お菓子皿)など全てです。

お盆の時は、盆棚が仏壇の代わりになるということです。

故人の好きだった果物

なすの牛、きゅうりの馬(霊が乗って帰ってくるための乗り物)

これらも盆棚に供えます。

親族から送られた提灯が
盆棚の両側に飾られることもあります。

我が家の場合、本家ではそのように飾ってありましたが、
うちは帰省したり、受取や準備が大変になるので
省略しています。

まとめ

いかがでしたか?

初盆は、地域性がつよい行事なうえ、
マンション住まいでスペースの都合、
核家族化で仏壇がもともとない、
帰省するために準備期間があまりない、などの理由で

かなり簡略化されていますね。

菩提寺のお坊さんに、

お盆は、亡くなった方を偲び
ご先祖様に感謝して手を合わせて
そのご恩に報いる心を養う場であると言われました。

形だけにとらわれず、できる限りの供養をしてあげられれば
故人も喜んでくれるでしょう。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!

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