夏バテになると
必ずといっていいほど起きる「頭痛」。
頭が重かったり、ズキズキしたり、
ひどいとめまいや吐き気になってしまうことも
あります。
仕事や家事にも支障が出てしまうまえに
なんとか早く治したいですね。
でも、頭痛がおきるのは
夏バテだけではないのをご存じですか?
頭痛は、熱中症のときにもなるんです。
今日は、夏に起きる頭痛の原因と
治し方について一緒に確認していきましょう!
夏バテの頭痛 原因はなに?
夏バテの頭痛の原因のひとつは、
自律神経の乱れと言われています。
自律神経とは、
息をしたり、心臓をうごかしたり、
食べ物を消化したりなど、
体が活動していくために
24時間休まず働いている神経のこと。
夏バテの主な症状は
◆頭痛
◆めまいや立ちくらみ
◆食欲不振
◆全身のだるさ
◆吐き気
などがありますが、
人それぞれです。
特に、頭痛は、夏バテだけでなく、
熱中症でもおきる症状です。
熱中症は
症状が急に悪くなったり
重症化すると命に関わるものなので、
どちらが原因なのか判断するのが
かなり大切になってきます。
では、どのように見分けるのでしょうか?
夏バテと熱中症の頭痛の違いとは?
夏バテと熱中症の違いはなんでしょうか?
〔原因〕
暑さから来る
○自律神経(体温調節機能)の乱れ
暑い屋外とクーラーのきいた室内の
温度差は、体に負担がかかります。
また、クーラーでキンキンに冷えた
室内にずっといることも、体には大きなストレスになり
自律神経が正常に働かなくなります。
○水分不足
人の体は、暑いときにはたくさん汗をかいて
体温を調節しようとします。
これを補うだけの水分を取らなければ
なりませんが、涼しい室内にいると
喉の渇きに気づかず、水分が不足しがちになります。
○睡眠不足 など
熱帯夜が続くと、寝付きが悪くなったり
夜中に目が覚めてしまったりして
眠りの質が悪くなり、
体が十分に休めなくなってしまいます。
〔症状〕
○頭痛
○めまい、立ちくらみ
○食欲不振
○吐き気
○下痢や便秘
○全身のだるさ などなど
〔原因〕
高温多湿の環境に、体の機能が適応できない時に
起きます。
体は、常に熱を作っている一方で
汗をかいたり、皮膚から熱を出すことによって
体温を一定に保っています。
この機能がうまく働かなくなって
熱が体内にこもり、体温が急に上昇することで
熱中症になります。
環境は、夏バテになるときと似ていますが、
症状は急激に悪くなったり、
重症化しやすく、十分な注意が必要です。
熱中症は、具体的にどんな治療が必要かで
3つの種類に分けられます。
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○頭痛、めまい、立ちくらみがする
○足がつるなど、筋肉がけいれんする。
○汗がとまらない
対処:
すぐに涼しい場所にいって、
首や脇の下などを冷やし、
ゆっくり休みましょう。
水分と塩分を十分にとってください。
Ⅱ度:中度 病院へ搬送する方がいい○頭痛がひどい、ガンガンする
○吐き気がひどくなる、吐く
○からだがだるい
対処:
涼しい場所で水分補給をしても
おさまらないときは、
すぐに病院へいきましょう。
○意識がもうろうとしている、意識がない
○けいれんを起こしている
○からだが異常に熱い
○まっすぐに歩けない、起き上がれない
○呼びかけても、会話や反応がおかしい
対処:
首、脇の下、足の付け根など
太い血管が通っているところを
氷なので冷やし、
すぐに救急車を呼びましょう。[/su_box]
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夏バテと熱中症は、
似ている症状もありますが、
熱中症は、症状が急に進むこともあり、
重症化すると命の危険性もあります。
いつもと様子がおかしいとか、
急に具合が悪くなったというときは、
熱中症になっている可能性があります。
熱中症かな?と思ったら、
できるだけ早くお医者さんへ行きましょう!
次からは、
熱中症ではない、夏バテの頭痛の
具体的な治し方について
お伝えしたいと思います。
夏バテの頭痛を治すおすすめな方法
暑さで寝不足になっていたり、
水分が不足して、
ミネラルバランスが崩れている、
また、屋外と室内の温度差がストレスになって
からだが緊張してリラックスできないなど
いろいろな原因がからみあって
頭痛が起きやすくなります。
頭痛薬を飲めば、そのときは効きますが
薬のききめがなくなれば
また痛くなってきます。
ですので、根本的に治さないと
解消されません。
夏バテからくる頭痛をはやく治すには
自律神経の働きをととのえて、
体の機能がうまく動いてくれるようにすることが
一番の早道です。
具体的には
☆生活リズムを整えて
☆バランスのいい食事
☆適度な運動で汗を流す
☆質のよい眠り
これらは体を回復させる
だいじなポイント。
そして、それと平行して
個人的には
アロマオイルのケアがおすすめです。
アロマオイルの中には、
リラックスできて
よく眠れる香りのものもあります。
よい休息は、自律神経の働きを
整えてくれますし、
香りに含まれる成分が
直接体に働きかけてくれる効果もありますので、
夏バテのつらい症状も
だんだん軽くなっていきますよ。
以下に、アロマアドバイザーの娘おすすめの
エッセンシャルオイルをご紹介します。
神経を鎮める成分が入っていて、
いい眠りを助けてくれます。
ラベンダーの花から抽出されますが、
いわゆるフラワー系の甘い香りはなくて、
さわやかな印象です。
我が家では、ティッシュに数滴たらし、
寝るときに枕元に置いています。
かすかに香るくらいがおすすめです♪
鎮痛効果があります。
メントールの香りは
夏のだるさを一掃してくれそうですね。
ディフューザーで香らせたり、
バスタブに数滴たらすと
お部屋やお風呂がさわやかになり、
気分もすっきりしますよ♪
【注意!】
妊娠中の方や、持病でお薬を常用されている方は
使わない方がいいアロマオイルがあるそうです。
その場合は、事前にお医者様に相談してくださいね♪
まとめ
いかがでしたか?
夏バテは、暑い時期に起きる
からだの不調なので、
病院で受診するほどでもないか。。。
と、かえって長引かせてしまう人も多いかもしれませんね。
まずは、夏バテにならないように
生活リズムを整えて
アロマなども平行して活用し
体の抵抗力をつけて
厳しい暑さを元気に乗り切りましょう!
最後までお読み下さり、ありがとうございました!