暑い夏、お子さんたちの健康管理はどうされていますか?
暑くなって、急に食欲がなくなったりすると
小さな子供たちの健康を預かるお母さんとしては、心配になりますよね。
夏バテで、食欲がない、元気がなくてだるそう、
よく眠れないなどの症状があるときは、
できるだけ早く回復させてあげたいものですね。
そんなときは具体的にどうすればいいのでしょうか?
食事、飲み物、生活面から
早く回復するための対処法を考えていきましょう(^.^)
子供が夏バテしたら食べさせたいおすすめの食事とは
我が家の娘ふたりとも、小さく産まれたせいか、もともと食が細く
なかなか食べてくれないことばかり心配していましたが、
夏ともなると一層食欲が落ちてしまうのが本当に悩みでした。
暑いからと言って、喉ごしのよい冷たい麺類ばかりですと、
体の内側から冷えてしまって、内臓の働きが悪くなります。
冷たい料理や生の夏野菜は、さっぱりしていて食べやすいですが、
体を冷やす働きがありますから、食べ過ぎは禁物。
そんなときでも食べやすくてお勧めなのは、
温かい具だくさんのお味噌汁や野菜スープです。
滋養があって、疲れた胃腸をいたわってくれるんです。
我が家も、いつもこれに助けられました。
温かいといっても、熱々で食べる必要はありません。
体を冷やさなければいいので、
温かめくらいか常温でも大丈夫♪
私自身、自分が子供の頃は
お味噌汁は むしろ冷めている方が
美味しく感じられて好きでした。
大人なら熱いものが体にいいと思えば頑張って食べるでしょうが、
子供はイヤなものは受け付けてくれません。
食欲がないときは、少しでも食べられることが大事なので、
あまり無理強いしないようにして、
お子さんの好きな食材を中心に作られるといいかもしれませんね。
シンプルな材料で簡単にできる温野菜スープ♪
水 1リットル
玉ねぎ、にんじん、キャベツ、赤ピーマンなどの好きな野菜
昆布を3×6センチ角くらい
お酒 大さじ1
自然塩 適宜
これらを鍋に入れて、水から弱火でコトコト煮込みます。
煮立ってから15~20分くらいが目安。
最後に自然塩で軽く味付けしたらできあがりです。
夏バテのときは、大人でも食欲がなくなり
固形物を摂りたくないことも多いので、
子供ならきっとなおさらです。
そんなときはこのスープだけ、温かい状態で飲みます。
味付けはお好みですが、
夏場は汗をたくさんかくので
少し塩気が多めの方が美味しく感じるようです。
キャベツと赤ピーマンの代わりに
長ネギやお豆腐を入れて
お味噌汁にしても美味しいです(^.^)
この他にも、子供たちに夏場によく食べさせたものをご紹介しますね。
山芋、大和芋、オクラ、モロヘイヤなどのネバネバ食品: 胃腸を丈夫にして疲労回復を助けると言われています。 山芋などはすりおろしてマグロのお刺身にかけたり、
お蕎麦と一緒に食べると手軽で美味しいです。
オクラやモロヘイヤは、さっと湯がいて、鰹節をかけてお浸しがおすすめ。
とくにモロヘイヤは栄養価が高いそうで、
娘たちはこのおかげで回復も早くなり、夏バテもしなくなりました。
豚肉、鶏肉、鰻、豆腐や豆類:
これらは、ビタミンB群が豊富な良質のタンパク質だそうです。
そのままでは食べにくいときは、先ほどご紹介したスープや
お味噌汁に入れて一緒に食べると、いいかもしれません。
また、冷たいものを食べるときは、温かいお茶、スープやお味噌汁を一緒にとると
夏バテしても回復が早いように思いますし、
だんだん夏バテしないようになります。
最近では子供たちもすっかり大きくなり、
そのあたりは自分で調整してくれるようになっています(^.^)
ポイント暑いときこそ、体の中を冷やさないように
温かめの食事を食べさせましょう。
夏バテした子供に飲ませたい飲み物は?
大人でも食欲がないときは、つい冷たい飲み物ばかり飲んでしまいますが、
子供は体温が高いため、いっそう冷たいものをとりがちになります。
身長が低くて地面に近いため
大人よりも暑さを感じやすいからということもあるでしょう。
また、特に就学前のお子さんは、体の機能が未熟で
体温調節もまだうまくできませんね。
汗をたくさんかくので、水分は多めに取る方がいいですが、
何を飲むか、どのように飲むかで回復が違うようです。
甘酒あまり食べられないときの
一番のお勧めです。
飲む点滴と言われていて、栄養価も高く、
食欲のない夏場の栄養補給には最適です。
昔からある発酵食品ですので、胃腸の調子を整えることも期待できます。
先ほどもお伝えしたとおり、
あまり冷たくしすぎないようにして飲ませてあげてくださいね。
お子さんによっては、甘すぎると感じるかもしれません。
そんなときは、牛乳や豆乳に混ぜて飲むと美味しいですよ♪
麦茶日本古来から親しまれている麦茶ですが、
栄養価はイメージほどは高くはありません。
でも、香ばしい香りと飽きない味わいは
子供にも安心して飲ませられますね。
微量な成分が穏やかに作用してくれて、
胃の粘膜を守ったり、体のほてりを鎮めてくれます。
ノンカフェインで、抗酸化作用があり
虫歯予防の成分が含まれていて、
小さなお子さんにはとても向いている飲み物ですね。
水分の取り方
汗をかいて水分が不足しがちな夏、
飲み物はキンキンに冷たく冷やして
一気に飲みたいですね。
でも一度に飲むと、体に吸収される前に尿になって
すぐに出て行ってしまいます。
おまけに、胃に一度に水分が入ると胃液が薄まって
消化不良を起こしたり、ますます食欲がなくなるなんてことも。
一気飲みしないで、少しずつこまめに取る、
飲み過ぎないように見守ってあげることが大事です。
また、飲み物の温度も大切。
氷はできるだけ入れず、できれば温かめのものがお勧めです。
暑がって嫌がるようなら、常温で。
それでもイヤなら、冷蔵庫で冷やすだけにしたいですね。
それも、お子さんが嫌がるばかりでは、親子でストレスになりますから、
様子を見ながら、ちょうどいい加減を見てあげて下さいね♪
他にお勧めできるのは、
濃縮していない果汁100%のジュースや無農薬のルイボスティです。
どちらもビタミンも水分も補給できて、カフェインレス
そして美味しいです。
反対にあまりおすすめできないのは、
わかしていない水道水、スポーツドリンク、炭酸飲料、牛乳です。
どれも飲み過ぎると胃腸に負担がかかったり、
塩分・糖分を取り過ぎるので、注意して下さい。
夏バテから早く回復する方法
こちらでは、
私のつたない子育て経験から
娘たちの効果のあったやり方をお伝えしたいと思います。
保育園や幼稚園が夏休みになると、
普段のリズムが崩れて、そこから夏バテになることもあります。
疲れが取れなくてだるかったり、眠かったりで、
ぐずり出すと大変ですね。
生活のリズムが崩れると体が暑さについて行けず
夏バテの回復も遅れます。
暑いときこそ、一日のリズムを決めるようにしたいですね。
日中は、外でお友達と遊んで体を動かしたり、
お休みの日には一緒に遊びに連れて行ったりして、
たくさん刺激を受けるようにする。
☆ただし、あまり興奮させると眠らなくなるので
刺激もほどほどに。
我が家はこれでよく失敗しました(笑)
食事やお風呂、眠る時間をある程度決めて
一日の流れのリズムを作ってあげる。
そうすると夜よく眠れるようになりますし、
朝もぐずらなくなってきますよ。
我が家で効果があったのは、
「寝る前の儀式」です。
夕食のあとお風呂に入ってから、
娘たちがお布団のところに
その日読んでほしい本を1冊か2冊ずつ
持ってきます。
順番に読んでいるうちに
お風呂のあとの汗が引いてきて
体温も下がってきます。
するとだんだん眠くなってきて、
本を読み終わる頃には、落ち着いて眠ることができるようでした。
エアコンの使い方エアコンの使いすぎは良くないと言う人もいますが、
我が家では、エアコンの室温調整機能を
うまく利用するようになってからは、
熱帯夜に眠れないということはなくなりました。
よく眠れれば、夏バテからも早く回復できます。
室温を28~29度に設定すると
エアコンが自動調節して、スイッチが切れたり入ったりしてくれます。
あとは、直接風が当たらないように気をつけて、
肌掛けなどの掛け布団をちゃんとかければ
暑くてもよく眠れて風邪もひきません。
タイマーで夜中にスイッチを切ってしまうと
朝が来る前に暑くて目が覚めてしまい、
かえって寝不足になってしまうので
お勧めできません。
ただ、エアコンは乾燥するので、
ご自身で試す場合は、
喉を痛めないように気をつけて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
我が家の夏バテ対策をご紹介しましたが、
これが読者の方のお役に立てれば嬉しいです。
幼い子供は、自分の気持ちを伝えることが
まだちゃんとできないので、
親の方もなんだかわからずに困り果てることもあります。
食事にしろ、生活リズムにしろ、
毎日なにもかも完璧にするよりも、
1週間とかのトータルで見て
何となくバランス取れるようにするほうが
親子ともにストレスがなくていいですよ♪
ご家庭でできる工夫で
暑い夏を乗り切っていただければと思います。
でも、体が小さいので体調も急に悪くなることがあります。
様子がいつもと違うとか
おかしいと感じるときは
1人で悩んだり無理をしたりせず
迷わずお医者様など専門家に相談してみてくださいね。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!