下駄のときに足が痛い!その対策とは?鼻緒が痛くない工夫と歩き方

浴衣でおしゃれするのは楽しみですが、

大勢の人がごった返すお祭りで
慣れない下駄を履くのは、ちょっと大変ですね。

足が擦れたり、歩き疲れて痛くなったり。

今年はお祭りを余裕で楽しめるように、
下駄のときに足が痛くならないよう
早めに対策しておきませんか?(^.^)

スポンサーリンク

下駄のとき足が痛い よい対策はある?

下駄の場合、一番トラブルが起きやすいのは鼻緒の部分。。。
歩いているうちに足が擦れたりして、痛くなってしまいますね。

特に買ったばかりの初めての下駄を履くときはそうです。

そうならないように、はじめに
鼻緒をよく揉んでみてください。

人差し指と親指でつまむようにして、
鼻緒の芯が柔らかくなるよう、揉みます。

すると、堅さがとれて、柔らかくなります。

そのあと、予定よりも早めに履き始めて、足に慣らしておくと、
だんだんなじんできます。

でも、ここで足が擦れてしまっては当日が大変ですから、

そのときは、近所にお使いに出るとか
玄関で足を入れてみるくらいにしておきましょう。

何度かやっているうちに、鼻緒が広がって楽になりますよ。

靴は足にぴったりフィットするのが理想ですが、
下駄は、鼻緒の部分が足を支えてくれているので、

緩いとかえって歩きにくくなってしまいます。

ぎゅっと押さえられているくらいが普通です。

それに慣れることも必要ですが、
それでもまだきついようなら、さらに鼻緒を調整してみましょう。

下駄のとき、それでもまだ鼻緒がすれて痛くなるときは?

簡単な鼻緒の調整は、自分でもできますよ。

まず、鼻緒の前緒の部分をぐいっと引っ張る。
すると、ほんの少しだけ伸びます。

これできつさが解消されることが多いです。

少し伸びたら、一度履いて様子を見てみましょう。

それでもまだきついようでしたら、
さらに鼻緒全体を調整してみます。

つま先を手前に、かかとを下側に向けて下駄を膝にのせ、
鼻緒の後つぼ(鼻緒と下駄の台がついている後ろの穴の部分)を
両手の親指と人差し指の付け根の部分で、強めにかかとの方向に押し下げます。

すると、鼻緒がすこし緩んで、きつさが解消されることがあります。

ここでまた、下駄を履いてみましょう。

きちんと立って体重をかけて様子をみて、
まだきついようなら、また少し調整です。

これを繰り返して、ご自身のちょうどいい感じを見つけて下さい。

くれぐれも引っ張りすぎて、緩めすぎないようにしてくださいね。

私の場合、それでも擦れそうで心配なときは、

足指の間にテーピングを貼ったり、
バンドエイドの「マメ・靴擦れブロック」を持って行きます。

色も目立たず、汗をよく拭いてから貼れば、結構もちますよ。

 ポイント  鼻緒の前緒の部分をぐいっと引っ張ったり、
後ろつぼの部分を両手の親指と人差し指の付け根で押し下げると、
鼻緒が少し緩くなります。

下駄で痛くない歩き方のコツとは?

下駄は靴とは体重のかけ方など、歩き方が違います。

歩き方のコツを覚えると
かなり解消できることがありますよ。

鼻緒の前緒と足指の部分に、指一本入るぐらいのすきまがあり、
足が鼻緒にフィットしている状態が履きやすいです。

奥までグイグイ入れるように履いてしまう人がいますが、
そのせいで、足指の股が痛くなってしまうのです。

奥まで入れすぎずに、少し手前で足を止めておくことがコツ。

こうすると、かかとが下駄の後ろよりも1~2センチくらい出ますが、
これでちょうどいいくらいです。

下駄の歯は、中心よりも少し後ろについていますので、

かかとが後ろに少し出るぐらいが、バランスも取りやすく、歩きやすいです。

和装履物というものには左右がなく、
前つぼ(前穴)が台の真ん中に空いていますから、
左右どちらの足でも履けます。

また、下駄は、靴のようにかかとを落とさないで、
前重心にして、親指の付け根の部分、
つま先で地面を蹴るように歩きます。

前重心で歩くと、後ろに少し出たかかとの部分も
痛くならずに済みます。

こうして歩いていると、下駄の歯は前の方から減っていきます。

ですので、たまに左右を取りかえて履くと、
下駄の歯が片減りするのを防ぐことができます。

こうやって、履物を長持ちさせることができるのです。

合理的ですね。

このように、下駄は足をきっちり突っ込むものではないのです。
軽く足の指に引っかけるようにして、
そして歩くときも大股ではなく、小股でそそと歩きます。

下駄に合う歩き方に慣れてくると、
足が痛いこともだんだん減ってきますよ。

 ポイント  下駄で歩くときは、
前重心にして、つま先で地面を蹴るように歩きましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ご紹介した方法はお役に立ちましたでしょうか?

綺麗に着付けても足が痛いと
気分も落ちてしまいますね。

参考にされて、浴衣ライフを快適に楽しんで下さいね♪

最後までお読み下さり、ありがとうござました!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。