下田了仙寺は、創建されてから380年余りの
歴史あるお寺です。
家康が眼病の平癒を行学院日朝上人に祈ったところ願いが叶ったことから、
その報恩のために創建されました。
今日は、了仙寺の御朱印と境内散歩の様子をレポートし、歴史もご紹介します。
了仙寺(下田)の御朱印
了仙寺の御朱印はこちら↓
「日米下田条約締結処
南無妙法蓮華経」
御朱印は、了仙寺参道にある
黒船ミュージアムの受付でいただけます。
300円です。
了仙寺(下田)の歴史と境内散歩
参道の入り口を入ると、
左手に黒船ミュージアムがあります。
こちらが黒船ミュージアム
モダンでシンプルな外観。
黒船ミュージアムを過ぎたらすぐに右手が
了仙寺の本堂です。
本堂外観の写真撮り忘れ…˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓˂̣̣̥᷅ )‧º·˚
これは本堂の中の様子。
了仙寺は、徳川家とのゆかりが深く、
歴代将軍より朱印状をもって
領地を拝領してきました。
了仙寺の寺紋の一つは徳川将軍家から拝領した三つ葉葵です。
そんな歴史あるお寺だから、
日米下田条約締結の場所に選ばれたのでしょうね。
この条約が結ばれたことによって、下田は日本で初めて外国人が自由に歩ける街になりました。
その概要が本堂前に掲示されています。
日米間の交渉前に、ここ了仙寺でアメリカ海軍の観兵式が行われ、その時にペリーの軍楽隊の演奏が行われたそう。
一般の人も見ることができたので、
これが日本で初めての洋楽のコンサートと言われています。
このことから、了仙寺は昭和26年に
国の史跡に指定されました。
誰もいないけど、商品が置いてあります…
平和ですなぁ(°▽°)
普段はここで御朱印がいただけるらしい。
どなたもいらっしゃないので、
黒船ミュージアムへ行きました。
黒船ミュージアム。
シーズンオフの平日なので、空いています。
外国人の家族が一組いました。
ミュージアムの中にも何人か人影がありました。いいなぁ、観たかった。
入ってすぐのスペースでは、
ペリーと記念写真が撮れます( ・∇・)
奥が受付。
こちらで御朱印をいただけます。
ミュージアムに入る人は
ここでチケットを買ってさらに奥の展示室へ。
3000点を超えるペリーや黒船がテーマの収蔵品を展示しています。
見たかったけど、時間の関係で次回ということにしました。
了仙寺を出たところにある下田案内図。
御朱印巡りしてきたお寺の位置関係がわかります。
5月には、一千株のアメリカジャスミンが
境内から参道にかけて咲き乱れ、
良い香りでいっぱいになるそうです。
了仙寺の御朱印と境内散歩 まとめ
いかがでしたか?
今日は下田御朱印巡りの旅、
了仙寺の御朱印と境内の様子をご案内しました。
次回来た時には、
黒船ミュージアムの様子をご紹介できたらなと思います♪
下田にいらしたら、ぜひ訪れてほしい史跡の一つです。