徳川家の菩提寺として知られる
芝の増上寺へ行ってきました。
徳川家とゆかりの深い増上寺は、
勝運を招くパワースポットとしても有名。
今回は、増上寺の御朱印と境内散策の見どころをご紹介します。
増上寺の御朱印6種類をご紹介
日比谷通りに面して、堂々と建つのは「三解脱門」。
3つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことで、
この門をくぐって煩悩を消し去り、大殿へと向かいます。
三解脱門をくぐってすぐ右手にある水盤舎も歴史ある建造物です。
徳川家三代将軍家光公の三男の霊廟にあったものが
解体や空襲を免れて移築されたとか。
軒の飾り彫りは古いですが素晴らしい。。
こちらで手を清めてから進みます。
こちらが大殿。後ろには東京タワーがそびえ立っています。
このミスマッチが面白い景観になっていますね!
こんな景色は、東京でも他では見られないかも。
大殿の前ではお焼香してから合掌。
そして「南無阿弥陀仏」と心の中で唱えます。
次に、大殿に向かって右手にある「西向聖観世音菩薩(にしむきせいかんぜおんぼさつ」をお参りします。子育て開運の御利益があります。
門をくぐるとお堂の前にも観音様がいらして、
その後ろには子供のお地蔵様がずらりと並んでいます。
雨風で寒くないように、帽子や傘が。。。
お線香をお供えして、お参り。
こころ静かにお参りが済んだら、
安国殿で御朱印をいただきます。
大殿に向かって右隣に建っています。ここでも東京タワーとのコラボが(^.^)
ご本尊の「黒本尊」は徳川家康公が深く崇拝して、そのご加護で数ある災難をしりぞけ、
戦に勝って天下を統一したという阿弥陀如来像。
御朱印帳はこの2種類。でも黒い方は販売終わってました。。。
で、赤い方を購入。こちらはコントラストが鮮やかできれいです。
他ではあまり見ないスタイリッシュはデザインで嬉しい(#^.^#)
安国殿のご本尊「黒本尊」の御朱印。
私もご加護がいただけるかな。
黒本尊の御朱印をいただくときに、
「そちらで一筆写経も行っておりますので、
お時間ありましたらどうぞ(^.^)」と案内され。。。
写経には興味があったので、ちょっとやってみることに。
中抜きの「南無阿弥陀仏」の文字をなぞって日付と名前を入れるんですね。
たった1行ですが、けっこう集中できます。
プチ瞑想気分。
一筆写経をすると、書置きの御朱印をいただけます。
入っている袋も美しい筆文字。。。
お参りしたので、西向様の御朱印もいただきました。
【安国殿】
拝観時間 9:00~17:00
御朱印をいただける時間 9:00~17:00
御朱印帳 2,000円(黒本尊様の御朱印入り)
御朱印帳バンド 500円
御朱印(西向観音様) 300円
次に本殿地下1階にある増上寺宝物展示室へ。
徳川将軍家墓所の共通券を購入しました。
こちらには、徳川家ゆかりの宝物や
秀忠公の御霊屋の10分の1模型が展示されています。
江戸時代に活躍した狩野派の絵師、狩野一信の五百羅漢図は圧巻。
決して大きな規模ではありませんが、
混雑していないし、価値ある美しい宝物をゆっくり見られて
大満足です。
宝物展示室では、3種類の御朱印をいただけます。
チケットを購入してから、展示室の入口でいただきます。
まずは、皇女「和宮」様の御朱印。
江戸から明治へと時代が変わるときに、
皇族から将軍家に降嫁。
政略結婚でありながら、夫婦仲は良くて、
夫の家茂なき後も江戸城無血開城に尽力した和宮様。
凜とした芯の強い女性だったのでしょうね。。。
御朱印の文字も力強くて美しいですね。
こちらは五百羅漢の御朱印
台徳院殿の御朱印です。
開館時間 9:00~16:00
御朱印 寄付ということで、お気持ちでと言われます。
西向様が300円なので、それを目安にされるといいと思います。
私は3つで1,000円入れてきました。
増上寺へののアクセス
〒105-0011 東京都港区芝公園4-7-35
TEL:03-3432-1431/FAX:03-3432-1437
最寄り駅:都営三田線の御成門駅、芝公園駅から徒歩3分
都営浅草線・大江戸線の大門駅から徒歩5分
まとめ
徳川将軍家との深いゆかりを持つ増上寺は、多くの文化財があり、まるで境内そのものが博物館のようでした。
開山から六百年の歴史を感じながら、境内を散策してみませんか?