結納や顔合わせのお礼状 親同士は必要?親から親へ出すときの例文は?

photo AC

この夏、娘の結婚相手のご両親と顔合わせ食事会がありました。

正式な結納はせず、
この顔合わせ食事会をもって婚約ということにしました。

結納、顔合わせ食事会、どちらにしても
そういった場合は

「こちら(親)から相手方の親へ

お礼状を出したほうがいいのか」ということについて

まとめました。

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結納や顔合わせのあとのお礼状 親同士は必要?

結納や顔合わせ食事会は、
ふたりの婚約を確認し公にして、

両家のつながりをあらたに作るもの。

どちらかが一方的にもてなすとか
招待するというものではないので、

親からお礼状を出すというのは少し違うと感じる方もいるかもしれません。

それでも、私はお礼状を出さずにはいられませんでした。

相手方のご実家が九州で
そちらで顔合わせをすることになったので、
夫・私・娘の3人で出向きました。

彼は小学生の頃はご近所さんで、娘とはクラスメイトだったため
親同士も顔見知りということもあり、

顔合わせは和やかに終えることができました。

まだ未熟な娘を、家族の一員に迎えて下さるのだと思ったら、
本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。

直接ではないにしろ、
お互いの子供たちを通じて
親戚付き合いをするようになるでしょう。

娘のためにも
両家の関係がより和やかで良いものになるようになればという
親心もありました。

ただ、本人たちがお互いの両親に送るお礼の手紙はよく見るのですが、

親同士のお礼状となると見当たらず。。。
書くのにはとても苦心しました(;゚ロ゚)

結納や顔合わせのお礼状の例文(親から親へ)をご紹介♪

それでは、今回私が書いたお礼状をご紹介しますね。

拝啓 いよいよ夏本番を迎えましたが、
皆様にはご健勝にお過ごしのことと存じます。

先日は、お忙しいところ、両家顔合わせのために
貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

前日も名所案内をしていただき、
お疲れを出されていませんでしょうか?

この度、○○(娘の名前)が○○さん(相手の名前)と
このようなご縁をいただいたことは
とても有り難いことです。

お互いにいろいろな道を通って大人になり
再会するとは、巡り会いは不思議なものですね。

仲のいい○○家の皆様のご様子を拝見して、

こんなに温かな方々に家族の一員として迎えていただける娘は
本当に幸せ者だと、心から感謝しております。

ふつつかな娘はございますが、
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

また、これからは親戚として
末永く仲良くお付き合いくださいますよう
重ねてお願い申し上げます。

略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー敬具(又は「かしこ」)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(夫・私の名前)
20○○年7月○日

○○ ○○ 様(お父様氏名)
---○○ 様(お母様氏名)

※娘と相手方は幼なじみなので、
 私自身、彼や彼のご両親・ご兄弟とも面識がありました。

※私の立場から、相手方のご両親を
直接「お父様、お母様」とは呼びにくいので(;゚ロ゚)

できるだけ名前を使わなくて済むように
工夫しました。

親からのお礼状の書き方は?〔お礼状の構成は〕

1.頭語と結語・時候の挨拶

 拝啓→時候の挨拶とすると、
 フォーマルな形になり、
 お祝いにふさわしいですよ♪

2.時間を作ってくれたことへのお礼

 招待されるわけではないので、
 「呼んでくれてありがとう」という印象にならないように気をつけました。 
 両家とも、我が子の結納(顔合わせ食事会)に
 親として出席しているので。

 当日時間を作ってくれたこと、気遣いや配慮に対してのお礼が無難です。

2.このようなご縁をいただいたことへの喜びと感謝

 お互いに進学や就職でいろいろな道を通って再会し、
 今このようなご縁で結ばれるなんて、
 本当に不思議で有り難いことです。

 「お互い大人になって再会し、このようなご縁をいただいたことは
 とても有り難く、感謝しております。」

3.先方の印象など

 「とても仲のいい○○家のご様子を拝見して、
 こんなに温かな方々に家族の一員として迎えていただける
 娘は本当に幸せ者だと、心から感謝申し上げます。」

4.ふつつかな娘ですが。。

 「ふつつかな娘ですが、
 これからもご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」

 「未熟な娘ではございますが、
 温かく見守っていただき、
 ご指導くださいますようお願い申し上げます。」

5.これからは親戚として末永くお付き合いをという挨拶

 これから親戚として付き合っていくことへの
 お願いの言葉も忘れずに書きましょう。

6.結びの言葉

 時候によって、相手方の健康を気遣う言葉を入れて締めくくります。

「厳しい残暑が続きますが、皆様くれぐれもご自愛ください。」

「向寒の折から、お風邪など召されぬようお過ごし下さい。」

結納や顔合わせのお礼状 親同士は必要? まとめ

いかがでしたか?

結納や顔合わせ後の親同士のお礼状や挨拶状について
私自身の経験を踏まえてまとめてみました。

マナーとして絶対に必要かと言えば、
そうではありませんが、

相手に好印象を持ってもらって、
両家がよい関係でいられれば嬉しいですよね。

もし、書いた方がいいかな?と迷うのであれば、
書くことをおすすめします。

ぜひ例文や書き方を参考になさってくださいね♪

最後までお読み下さり、ありがとうございました!

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